남풍
パラダイスのオーシャンビュー広東コース、格式も十分
パラダイスホテル釜山の新館3階にあるホテルの中華料理店。海雲台の海を見るオーシャンビューと5つ星ホテルのサービスが強みで、席は110席、個室は5室なので、両家の顔合わせ、一歳のお祝い、家族の集まり、接待のように格式のある席によく合う。
よく語られるラクのコースは120,000ウォン台の本格的な広東式のコース。前菜、薄い皮の点心、魚介の豊かな茶碗蒸し、魚卵とナマコ、銀ダラの焼き物、ハラミ、食事とデザートへ続く構成で、医食同源というこの店の健やかな中華の方向を感じやすい。ブルーリボンサーベイ2026の釜山のリボン2つの一覧にも載る場所だが、バッジより実際の見どころはコースの完成度とホテルの接客の安定感にある。
いちばん強く残るメニューは銀ダラ。脂の多い銀ダラを揚げるように焼き上げるので柔らかく香ばしい風味が濃く、唐辛子の揚げ物などの付け合わせと一緒に食べるとどっしりした味が生きる。魚卵とナマコはナマコの弾力と魚卵のぷちぷちした食感、青梗菜のしゃきしゃき感が調和し、ハラミは鎮江酢のソースが脂をすっきり切ってくれる。締めの食事にはホテル式のジャージャー麺かチャンポンを選ぶ構成が自然で、抹茶のケーキと果物のデザートまで端正に締まる。
顔合わせや大事な送別の食事のように、静かに話す必要のある日には個室の予約を先に見るほうがいい。窓際の席とオーシャンビューの個室は早く埋まるほうなので先に確かめるほうがよく、上質な茶、白酒、ワインのリストも揃うので中華のペアリングまで押さえやすい。価格帯は日常の一食より特別な日の体験の値に近く、平日の割引やホテルの会員の割引といった催しは行く前に確かめる価値がある。